こんにちは。フリーランスライター兼ママの中嶋 美香です。
家族でお出かけしながら素敵な写真も撮りたい、というときにおすすめなのが“ニコタマ”こと二子玉川エリア。
都心からのアクセスが良く、洗練された商業施設やおしゃれなカフェ、そして多摩川の自然が調和する独特の雰囲気が魅力です。
今回は、小さなお子さんと一緒でも楽しく、かつ「インスタ映え」する写真が撮れる二子玉川のスポットを7か所ご紹介します。
季節感を活かした公園や、話題のグルメスポット、イベントなど幅広くピックアップしました。
家族やママ友と出かける際の参考にしてみてくださいね。
二子玉川エリアの魅力
「ニコタマ」こと二子玉川は、東京と神奈川の境に位置し、多摩川を中心に洗練された商業施設や豊かな自然が共存する街です。
駅周辺には二子玉川ライズや玉川高島屋S・Cといった大型ショッピングモールがあり、ファミリー層から若いカップルまで多くの人が訪れます。
一方で、駅から歩いてすぐ多摩川の土手まで行けるので、広々とした河川敷や公園で子どもを遊ばせたり、愛犬の散歩を楽しむ人も多数。
二子玉川が「映える街」として人気を集めている理由は、都会的な建造物やおしゃれなカフェと、四季折々の自然風景が不思議なバランスで共存しているから。
美しい川や緑を背景に写真を撮るのも良し、カラフルでSNS映えバッチリなスイーツを撮るのも良し。
さらに季節イベント(イルミネーション、花火、ハロウィンなど)も充実しており、いつ行っても新鮮な景色をカメラに収めることができます。
本記事は、小さなお子さんのいるファミリー層に向けた「インスタ映えスポット」を厳選しました。
写真映えだけではなく、ベビーカーで行きやすいか、子連れでも過ごしやすい雰囲気かといった実用情報も交えてご紹介します。
映える写真を撮るコツ
写真を撮るとき、ちょっとしたコツを意識するだけで“映え度”がグッとアップします。
子どもと一緒に撮影するときにも活かせるポイントを、簡単にまとめました。
- 時間帯を選ぶ
- 屋外で自然光を活かすなら、朝のやわらかい光や夕暮れ直前がおすすめ。昼過ぎの強い日差しだと影が濃くなりがちです。
- 夜景やイルミネーションを撮る際は、完全に暗くなる前の「ブルーモーメント」(日没後?空が深い青色になる時間帯)に撮ると背景が美しく写ります。
- 構図にこだわる
- 背景に何を入れるのかを意識。余計なものが入りすぎるとゴチャゴチャした印象に。狙いたい被写体や背景が際立つよう、アングルを変えてみましょう。
- 子どもを撮るときは子どもの目線ややや下から撮ると臨場感が出ます。
- 家族写真はシルエット撮影や小物を活用
- 夕陽をバックにシルエットをとるとドラマチック。
- 子どもが映える小物(お気に入りのぬいぐるみ、誕生日にはバルーンなど)を使うと、ストーリー性のある一枚になります。
- スマホのカメラ設定を見直す
- HDR機能オンで明るさを補正、ポートレートモードで背景をぼかす…などスマホ機能を適宜活かすとプロっぽい仕上がりに。
- インスタのカメラ機能も、フィルターなどを上手に使うと統一感が出ます。
それでは、このコツを意識しながら巡りたい、二子玉川のおすすめインスタ映えスポット7選を見ていきましょう。
おすすめインスタ映えスポット7選
(1) 二子玉川公園
【見どころ】
- 二子玉川駅から徒歩10分ほど。多摩川沿いの広大な公園で、芝生広場や「帰真園」と呼ばれる日本庭園、眺望広場などが整備されています。都内のビル群を遠くに眺めつつ、手前に緑が広がるコントラストが美しく、空の広さが際立つ写真が撮れると評判。
- 春は芝生脇の桜や花壇がカラフルで、子どもとピクニックする様子を撮れば絵本のような一枚に。秋は紅葉の彩りや夕焼け空との組み合わせが映えます。園内にはベンチや遊具エリアもあり、ファミリーでくつろぐのに最適。
【子連れ&撮影アドバイス】
- ベビーカーでも回りやすいバリアフリー設計。トイレにオムツ替え台が完備されているので安心。
- 朝から昼過ぎは比較的空いており、ゆったり撮影できる。夕方は逆光でシルエット写真がドラマチックになるので狙い目。
- 子どもが走り回る姿を後ろから撮りつつ、後景に川や空を入れると爽やかな雰囲気が出ます。
(2) 100本のスプーン FUTAKOTAMAGAWA
【見どころ】
- 二子玉川ライズ・タウンフロント1Fにあるファミリー向けレストラン。SNSで話題の「大人の離乳食」や、カラフルなデザートプレートなどユニークなメニューが映えることから人気を博しています。
- 店内は広々としており、コンクリート打ちっぱなしとウッド調がミックスしたスタイリッシュ&カジュアルなデザイン。テーブルの上に並ぶ料理そのものが写真映えするので、俯瞰撮りやポートレートモードで撮るのがおすすめ。
【子連れ&撮影アドバイス】
- ベビーカーOK、キッズチェアあり。離乳食無料サービスも行っており、小さい子がいても使いやすいです。
- 「大人の離乳食」はスプーンに少量ずつ盛り付けられた色とりどりのプレートで、写真に撮るとおもしろい絵になるので是非挑戦を。
- 窓際席や照明が明るい席で撮ると食事の色味が綺麗に出ます。店内が混むピーク時(週末ランチ帯)は撮影が難しくなるかもしれないので、オープン直後か中途半端な時間帯を狙うと◎。
(3) 二子玉川ライズ・中央広場(季節イベント)
【見どころ】
- 二子玉川駅に直結した大型商業施設「二子玉川ライズ」の中央広場は、季節ごとに様々なイベントや装飾が行われる、“期間限定”の映えスポットです。例えば、
- 冬:イルミネーションと巨大クリスマスツリーの点灯(11月下旬~12月25日)。夜には色鮮やかなライトアップが施され、家族で撮るイルミネーション写真がSNS映え。
- ハロウィン:10月にはカボチャのオブジェやフォトブースが登場。子どもが仮装して撮れば一気にパーティー感あふれる1枚に。
- 夏休みイベント:「スケートガーデン」や「アロハフェス」など開催年によって異なるが、多彩な屋外ステージや装飾が会場を彩ります。
【子連れ&撮影アドバイス】
- ライズ館内や周辺には授乳室、おむつ替えスペースが充実しているので、長時間滞在も安心。
- 大型ベビーカーでも大通りや通路が広いので移動しやすく、イベント時は混雑しがちなので平日の昼間や夕方前を狙うと撮りやすい。
- イルミネーションを撮る際、暗くなる前の“マジックアワー”を狙うと、空の青とライトの輝きが程よく溶け込みドラマチックな写真に。
(4) カフェ リゼッタ 二子玉川店
【見どころ】
- 玉川高島屋S・C本館から徒歩約5分、路地裏に佇むアンティーク調のカフェ。南仏風のシックな内装が特徴で、テーブルやカップ、照明がどれもフォトジェニック。
- 自家製タルトやプリンなどスイーツが絶品。陶器のお皿もアンティーク感漂い、ケーキ+お皿+背景だけでも“映える一枚”になります。
【子連れ&撮影アドバイス】
- 店内はやや狭めなので、ベビーカーは折りたたんで入るのがベター。テラス席がある場合もあるが席数が少ないので要確認。
- おしゃれな食器に盛られたスイーツを撮るなら、斜め上からの俯瞰構図かテーブルの奥行きを活かした横構図がおすすめ。
- 雰囲気自体は落ち着いているので、子どもが騒いだりする場合は時間帯を選ぶと良いでしょう(平日午後のティータイムなどが比較的ゆったり)。
(5) 兵庫島公園
【見どころ】
- 二子玉川駅から多摩川を渡ってすぐ、兵庫島という中州に整備された公園。川と緑が一体化したロケーションが魅力で、春には菜の花が咲き、夏には水辺の清涼感が写真に映えます。
- 公園内の通路沿いには低木や芝生が広がり、子どもが走ったり川辺で遊んだりする姿を撮影するのにも◎。真っ青な空と川面の反射を背景に入れると、とても開放的な写真になります。
【子連れ&撮影アドバイス】
- 小さなお子さんが川辺で遊ぶ場合は目を離さないよう注意。水深が浅い場所もありますが、転倒の危険もあるため安全対策は万全に。
- ベビーカーでもアクセス可能ですが、土手の斜面があるので、歩きやすい靴や軽量ベビーカーだと動きやすいです。
- 夕暮れ時、川に映える夕日とシルエットになった家族写真はロマンチック。夏場は暑さ対策として日傘や帽子を忘れずに。
(6) 玉川高島屋S・C 屋上庭園
【見どころ】
- 玉川高島屋本館や南館の屋上には、緑や花を配したガーデンエリアがあり、ちょっとした“都会のオアシス”感覚でリフレッシュできます。
- 特に南館屋上はウッドデッキやベンチがあり、季節ごとの花壇や南国風の植栽がフォトジェニック。まるでリゾートに来たような写真が撮れると評判です。
- 館内のエレベーターで直通OKなので、ベビーカーでも楽々アクセス。ショッピングの合間に立ち寄って、一息つきながら写真撮影を楽しめます。
【子連れ&撮影アドバイス】
- 広すぎない庭園なので、小さな子を見失いにくい点も安心。ベンチに座らせて背景をぼかした写真など、SNSで「高島屋屋上がこんなに素敵!」と驚かれるかも。
- 午前中や夕方のやわらかい光が入る時間帯が狙い目。昼頃は日差しが強くなる場合があるので帽子等の日よけを用意しましょう。
- 定期的にハーブ栽培やガーデニングイベントを行うこともあり、そうした時期には花や葉がさらに鮮やかで画になりやすいです。
(7) 多摩川花火大会(夏季)
【見どころ】
- 毎年夏~秋にかけて(開催年により異なる)多摩川河川敷で行われる大規模な花火大会。夜空を彩る無数の花火は、まさにインスタ映えの王道。家族や友人と一緒に盛り上がれるイベントです。
- 二子玉川駅から徒歩圏内の川沿いがメイン観覧場所。スターマインや尺玉が次々と打ち上がり、多摩川と夜景が一体化する光景に感動すること間違いなし。
【子連れ&撮影アドバイス】
- 花火大会は大変混雑するので、乳幼児連れの方は早めに行って場所取りをするか、有料観覧席を検討すると安心。大きな音や人混みに怖がる子もいるので、耳当てやベビーカーでの移動ルートを事前にチェックしましょう。
- 撮影するなら、三脚や一眼レフを使って夜景モードで花火を捉えるのが理想。でも子どもと一緒だとなかなか難しいため、スマホの夜景モード+固定できる場所を見つけて挑戦すると◎。
- 花火をバックに家族シルエット写真を撮るコツは、花火の明るさを利用しつつスマホの露出を調整すること。難しいですが成功するとすごく映えます!人混みが多いので周囲に配慮してくださいね。
季節によって変わる「映え」の楽しみ方
二子玉川で写真を撮る際は、季節ごとの魅力を取り入れるのも大きなポイント。
- 春:桜や菜の花シーズン(3月下旬~4月)には、二子玉川公園や兵庫島公園、多摩川河川敷がピンクや黄色に染まり、子どもを抱っこしながら花のトンネルを楽しむ写真が撮れます。
- 夏:多摩川花火大会やアロハフェス、河川敷バーベキューなど“夏らしいイベント”が充実。水遊びする子どもと夏空を収めれば爽快な一枚に。
- 秋:紅葉やハロウィン装飾が映える季節。二子玉川ライズや各商業施設ではハロウィンのフォトブースができることも。公園の紅葉を背景に撮る家族写真も素敵です。
- 冬:イルミネーションやクリスマスイベント、屋外スケートリンクなど、夜景やきらめく光の中で撮影しやすいシーンが増えます。クリスマスツリーの前で撮る家族写真は年賀状やSNS投稿にもぴったり。
お出かけをさらに充実させる豆知識
- ベビーカー移動:二子玉川駅は改札~周辺施設まで段差が少なく、各商業施設にエレベーターやスロープが完備されています。ただし多摩川の土手や河川敷は多少のアップダウンあり。歩きやすい靴や折りたたみベビーカーを用意すると便利。
- 授乳室・おむつ替え:二子玉川ライズや玉川高島屋S・Cの館内に充実しているので、街歩きの途中で利用可能。駅前の各商業施設のフロアガイドを確認しておくと安心。
- 混雑回避:休日はランチタイム~夕方にかけてどのスポットも混み合いがち。映え写真をじっくり撮りたい場合は平日の午前中か週末の早朝など、人が少ない時間を狙うとスムーズ。
- イベントチェック:季節イベント(花火、イルミなど)は開催日や内容が年ごとに変わることがあるため、事前に公式HPやSNSで最新情報を調べてから行くのがベター。
まとめ
二子玉川は、自然豊かな公園や川沿いの開放的な風景、そしてセンスあふれるカフェや商業施設が同居するため、どこを切り取っても写真映えするスポットばかり。
さらに子連れに優しい設備やサービスが整い、ファミリー向けイベントも充実しているのが特徴です。
今回ご紹介した7つのスポットは、あくまで一例。実際に歩いてみると、「ここも素敵!」と思う風景やアートなオブジェが至るところに隠れています。
インスタやSNS用だけでなく、大切な家族写真を残す意味でも、ぜひ二子玉川でカメラ(またはスマホ)を片手に、おしゃれで楽しい思い出作りをしてみてくださいね。
家族やママ友と一緒に「インスタ映え+子どもも楽しめる」が両立するお出かけプラン、ぜひ二子玉川で叶えてみましょう!
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